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石巻ってどんなところ?

日和山公園

宮城県の東部に位置する石巻市。石巻湾に注ぐ旧北上川の河口にあり、三陸海岸の最南端に位置する牡鹿半島を含む風光明媚な街だ。人口は約15万人と、仙台市に次ぎ県内で2番目に多い。
さて、石巻に訪れたらまず、標高60mの「日和山公園」に登ってみよう。公園からは、海と川に育まれてきた石巻の街を一望できる。震災時には多くの方が避難をした場所でもあり、津波で被災した周辺の様子を見渡すことができる。

一望する海と川に象徴されるように、かつて石巻は水運交通の拠点であった。北上川を通じて集められた米などの物資が江戸に運ばれ、石巻港は多くの船で賑わった。現在でも、石巻港は重要港湾に指定されており、原木・木材チップをメインに、石炭、とうもろこしなどの取り扱いを行っている。

石巻港に面して多くの工場があるが、その代表格が日本製紙の石巻工場。紙パルプが市の製造品出荷の4分の1を占めているというほどだ。この石巻工場は津波により製品在庫がほぼ全損し、工場も大きな被害を受けたが、2011(平成23)年4月から、一部で操業を再開。2012(平成24)年5月、復興完了後の見込みのうち、約9割がすでに回復し、2013(平成25)年2月には工場発のコンテナ列車による製品輸送を再開した。

石巻漁港

旧北上川の河口の東側には、石巻漁港がある。宮城県のみならず、全国的にも有数の水揚高を誇っていた。震災では津波で壊滅的な被害を受け、地盤沈下なども生じたが、震災後わずか4ヵ月後の2011(平成23)年7月から競りが再開され、イカ釣り漁船などが入港。仮設の魚市場では、朝6時~7時頃まで競りが行われており、一般の人でも見学可能。活気ある市場で復興の様子を肌で感じることができる。数人であれば直接行って見学することも可能だが、念のため、あらかじめ魚市場に連絡を入れておくとよい。

いしのまきマンガロード

石巻中心部の有名なスポットといえば、中心市街地活性化のためマンガを活かした街づくりをしようとつくられた、「石ノ森萬画館」だ。仮面ライダーの生みの親であり、宮城県登米市出身のマンガ家・石ノ森章太郎のマンガミュージアムで、原画や、作品を立体的に再現したものなどが展示されているほか、マンガのライブラリーや、アニメ制作の体験コーナーなどもある。
「石巻」駅から「石ノ森萬画館」にいたる道のりには、「仮面ライダー」や「009」、「ロボコン」など石ノ森作品のキャラクター像が配されている。

金華山

太平洋に突き出した牡鹿半島は、ほぼ全域に渡って山地で、海岸線はリアス式海岸となっている。牡鹿半島の東には、恐山、出羽三山と並ぶ「奥州三霊場」のひとつで島全体が黄金山神社の神域となっている「金華山」があり、「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」という言い伝えもある。山歩きや釣りも楽しめる自然豊かな島なので、原生林の中に暮らす鹿や猿たちに会えるかもしれない。
また、牡鹿半島の西側には「網地島」と「田代島」がある。網地島では、東北一の透明度を誇る海辺でマリンスポーツを楽しむことができる。一方、田代島は「猫の島」として全国的に有名。島のあちこちで野良猫に出会うことができる。

かめ喜寿司

このように海あり山ありの自然豊かな石巻。食文化としては、何といっても、石巻漁港からの水揚げに支えられた海の幸だ。市内には、魚市場で取引された新鮮な地魚を使った寿司屋なども多い。
特に、世界三大漁場としても知られている金華山沖の漁場から水揚げされる「かつお」や「さば」のうち、一定の基準を満たしたものは「金華かつお」、「金華さば」と呼ばれ、脂の乗った上質な「金華ブランド」として知られている。

石巻の笹かまぼこ

漁港にあがった魚を利用した水産加工品も特産が多い。宮城の名産品として全国的に知られている笹かまぼこだが、その中でも「石巻の笹かまぼこ」は、素材と味が良いといわれる逸品だ。市内にはいくつもの老舗蒲鉾メーカーがあり、それぞれに歯ごたえや風味などの特徴が異なっているようだ。

木の屋石巻水産

また、石巻は国内有数の捕鯨基地としても知られており、昔から鯨がよく食べられていた。水産加工メーカー「木の屋石巻水産」の看板商品である「鯨大和煮」も、地元で愛され、全国的にも広く販売されている。津波で店舗や工場が甚大な被害を受け、缶詰も多く流されてしまったが、流された缶詰を拾い集めて磨き、その売上を元に再建に取り組んでいる。

石巻やきそば

「石巻焼きそば」は石巻を代表するB級グルメだ。麺を二度蒸すことによって茶色くなったそばを魚介のだしを加えて焼いたもので、お好みでソースをかけていただく。2011(平成23)年のB-1グランプリでは6位にも入賞している、石巻市民のソウルフードなのだ。震災で製麺工場は被害に遭い、「石巻焼きそば」を提供していた約50店舗の店も激減しているものの、市内の何店もの店で食することができる。

新鮮な魚介類からB級グルメまで、幅広い食文化も石巻の魅力といえるだろう。

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