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石巻漁港

石巻漁港

石巻市街地から旧北上川を跨いで反対側、左岸河口付近に広がっているのが、宮城県のみならず、全国的にも有数の水揚高を誇っていた石巻漁港だ。震災では津波で壊滅的な被害を受け、地盤沈下なども生じたが、震災後わずか4か月後の2011年7月から競りが再開され、漁業の町に活気を与えている。

取材に訪れたのは1年余り経った2012年の5月。仮設ではあるが大きな屋根の付いた市場(石巻市水産物地方卸売市場)の中では、震災前と変わらぬ威勢のいい声が響いていた。

石巻漁港

競りは朝の6時ごろから7時過ぎごろまで、日曜を除いて毎朝行われているが、その様子は震災前から一般観光客にも公開されており、現在も早起きすれば誰でも市場に入ることができる。市場内で声を挙げているのはほとんどが男性だが、若手の姿も多く石巻の将来性の高さを感じさせる。中には若い女性の姿もあり、紅一点の輝きを放っていた。

石巻漁港

扱う魚種はさまざま。石巻付近は魚種の豊富さでは全国的にもトップクラスということで、珍しい魚が入ったケースも次々と競り落とされ、名札が付けられていった。中にはコンテナに入ったまま海水のプールに晒され、ひらひらと泳ぐ魚の姿もあった。これらの魚は競りにかける前に別棟で放射線測定にかけられているということで、鮮度だけではなく、安全性も折り紙つきだ。

石巻漁港

こうして競り落とされた魚は氷詰めにされ、地元はもちろん、全国の卸売市場や小売店、飲食店などに配送されてゆく。魚は鮮度が勝負のため、港が活気に満ちる時間は朝のこの2時間のみ。8時を過ぎると談笑をする漁師さんの姿があり、和やかな空気が流れ始める。周囲にはまだ撤去の進まない被災工場も多くあったが、街の要となっている魚市場は、少しずつかつての活気を取り戻しつつあるようだ。

石巻漁港
所在地:宮城県石巻市魚町2-14(石巻市水産物地方卸売市場) 
電話番号:0225-96-1021(水産物地方卸売市場管理事務所)
競りの公開時間:6:00~8:00
休場日:日曜日

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