‘おみやげ・名産’ カテゴリーのアーカイブ

ワカメ

2012年4月2日 月曜日

ワカメ

岩手県は全国1位の生産高を誇るワカメの産地(震災前)として全国的に知られていて、その多くは養殖ワカメである。ワカメの養殖技術は1950年代に大船渡市末崎町で生まれたもので、その技術が全国に広がったもの。大船渡市は日本のワカメ産業発祥の地とも言える。ワカメは通常、ボイルしたものに塩をまぶした「塩蔵ワカメ」として流通するが、“旬”である2~3月ごろには市内の直売所などに「生ワカメ」も出回る。大船渡市のワカメ養殖産業も震災で壊滅的な被害を受けたが、カキなど他の海産物よりも短期間で収穫できるため、大船渡市では2012(平成24)年の3月から出荷が再開されている。

海の幸

2012年4月2日 月曜日

大船渡港

三陸海岸は全域が好漁場として知られており、大船渡港はその中でも岩手県第2位(震災前)の漁獲高を誇る良港。特にサンマの水揚げ量は全国でも屈指である。サンマ以外にもサバ、サケ、スルメイカ、イサダ(オキアミ)、サメ、ウニ、アワビなどが多く水揚げされる。これらの魚は鮮魚のまま首都圏などに配送されるものもあるが、加工品となるものも多く、漁港周辺には多くの水産加工場がある。

カキ

また、大船渡湾は入口が狭く奥に長いため、穏やかな水面を広く確保できる。これを生かして古くから養殖業が盛んに行われており、ワカメ、ホタテ、カキ、アワビなどの筏(いかだ)が湾内の至るところに浮かんでいる。震災によってこれら養殖漁業も壊滅的な被害を受けたが、カキやホタテをはじめ、徐々に養殖が再開されつつある。

干し柿

2012年4月2日 月曜日

干し柿

大船渡周辺は岩手県内でも最も温暖な地域で、昔から柿の栽培が盛んに行われてきた。中でも「小枝柿」という種無しの小ぶりの渋柿が多く植えられ、これを粉が吹くまで干したものを地元では「ころ柿」と呼んでいる。ころ柿は古くは冬の保存食ともされていたが、最近では特産品として販売することも多く、全国に数ある干し柿ブランドのひとつとなっている。粒が小さく栽培にも手がかからないため他の干し柿よりも低価格で売られ、市内の物産店では1個20~30円程度で売られている。

干し柿

柿には食物繊維をはじめペクチン、カロチノイド、ビタミンCなどさまざまな栄養素が含まれており、これらを凝縮した干し柿は“天然の良薬”と言える。ころ柿を使った「柿羊羹」や「柿ソフトクリーム」などの関連商品も多い。