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大船渡へのアクセス

2012年3月8日 木曜日

震災で大きな被害を受け、約2年近く、大船渡市内では三陸鉄道とJR大船渡線が運休していた。

大船渡BRTしかし、2013(平成25)年3月2日にはJR大船渡線BRT(バス高速輸送システム)が気仙沼~盛駅間で運行開始、同年4月3日には三陸鉄道南リアス線の盛~吉浜駅間が運転再開する。これにより大船渡へのアクセスおよび市内の移動がよりスムーズになる。

 

■東京方面から新幹線で行く場合

東北新幹線

東京から一ノ関までは東北新幹線を用いて約2時間12分。一ノ関から気仙沼までは従来のJR大船渡線、気仙沼からは新たに運行を開始したJR大船渡線BRT(バス高速輸送システム)を利用することとなる。また、一ノ関から路線バスを利用することも可能である。

東京~一ノ関・・・約2時間12分(JR東北新幹線)
一ノ関~気仙沼・・・約1時間37分(JR大船渡線)
気仙沼~大船渡・・・約1時間18分(JR大船渡線BRT)
一ノ関駅前~大船渡・サンリアSC前・・・約2時間25分(岩手県交通)

なお、電車やバスを使って大船渡まで行くことはできるが、現地での移動も考えると、新幹線下車駅でレンタカーを借りる方法もおすすめだ。盛岡駅や水沢江刺駅、一ノ関駅には複数のレンタカーが揃っており、予め予約していくと安心だろう。

一ノ関~大船渡・・・約1時間46分(国道)

■東京方面から高速バスで行く場合

池袋から夜行高速バス「けせんライナー」が走っている。池袋駅西口を23:00に発車し、7:07に大船渡の盛・サンリアショッピングセンター前に到着する。運転や乗換えが煩わしい人には、寝ているだけで連れて行ってくれるので便利だ。

池袋駅西口~盛・サンリアショッピングセンター前
     ・・・約8時間7分(国際興業バス「けせんライナー」)

■仙台方面からバスで行く場合

仙台から大船渡までは高速バスが運行されている。大船渡市のバス停は、商人橋(大船渡駅付近)、盛駅前、サンリアショッピングセンター前(盛駅近く)。1日4便、予約が必要なので注意しよう。

県庁市役所前(県庁側)~サンリアショッピングセンター前
     ・・・約3時間59分(宮城交通・岩手県交通「大船渡線」)

■東京方面から車で行く場合

東京方面から向かった場合、東北自動車道一ノ関インターチェンジで降り、国道を海岸に向かって東へ走る。東京から約6時間58分で到着する。車でサービスエリアに寄り道しながら走って来るのもいいドライブだろう。

東京~一ノ関インターチェンジ・・・約5時間5分(東北自動車道経由)
一ノ関インターチェンジ~大船渡・・・約1時間53分(国道)

■大船渡市内の交通状況

三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室

大船渡市内の電車の便は、JR大船渡線と三陸鉄道南リアス線であるが、JR大船渡線は気仙沼~盛駅間を2013年3月2日にBRTとして運転再開した。三陸鉄道南リアス線も盛~吉浜駅間を同年4月3日に運転再開の予定である。

なお、市内のバス路線は震災から一か月も経たない4月に、住民の要望に合わせて学校や病院、商店などの近くを通るかたちで運行を再開している。

2路線の運転再開と、復興に向けて着実に動いている大船渡を是非訪れてみてほしい。

 

※電車およびバスでの到達時刻は、Yahoo!路線情報での情報をもとにしています。
※車での到達時刻は、Google マップでの情報をもとにしています。
(いずれも、2013年3月6日現在)

大船渡でボランティア

2012年3月8日 木曜日

震災から2年が経過しているが、被災地では今もなお、多くの支援を必要としている。作業内容は、これまでの瓦礫撤去などから、引っ越しや解体作業などの個々の対応や地域づくりなどに変化してきている。

大船渡の復興支援に携わるにはどうすれば良いのかを、簡単に紹介しよう。

大船渡市社協復興ボランティアセンター

大船渡市社協 復興ボランティアセンター

 大船渡社会福祉協議会が運営するボランティアセンター。現在も、県内・県外の各種団体や個人など、多数の参加により活動が進められている。震災から2年経った現在の作業は、引っ越し、漁具整備、個人宅の解体作業、大工補助などである。完全予約制なので、まずはセンター(090-7320-6504)に電話をしてみよう。

さんさんの会

大船渡市内でレストランを営むオーナーが、震災の翌日から自己資金で食材を買い集め、食べ物をあちこちの避難所に届け出したのが活動の始まり。現在も、「食べる」事に少しの幸せをプラスすることで美味しさを多くの人に提供し、人と人を繋ぐことができるのではないかと考え、おかずを作って届けるなどを主とした活動を続けている。

遠野まごころネット

東日本大震災の岩手県沿岸部の被災者の方々を支援するべく、遠野市民を中心として結成されたボランティア集団。沿岸地域への移動時間が1時間という遠野市の地の利を活かし、全国各地からのボランティアや支援物資等を受付けている。現在の作業は、瓦礫撤去から地域づくりや農業支援へとシフトしてきている。個人でも団体でも参加可能だが、必ず事前登録が必要。

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ボランティア活動は、その団体により形式が大きく異なり、多くの団体では、ホームページ上で募集中のボランティア内容が公開されている。申込方法も、パソコンでのフォーム入力、FAXの送信、メールの送信、直接電話など、いろいろな方法があるので、それぞれのホームページで確認をするとよい。

また、現地までの交通手段を用意しているところや、現地での生活場所を確保しているところなどもある。団体によっては、現地入り、宿泊施設の確保、食料の確保など自分で行うところも多いので、予め確認が必要。しかし、いずれにしろ、被災地の方々の迷惑にならないよう、自分の身の回りのことには責任を持って参加しよう。

■ボランティアの心得

ボランティアに参加しようと思ったなら、最低限のマナーを心得ていき、ボランティア活動が被災地の人々や他のボランティアの負担や迷惑にならないよう心掛けたい。

1.被災地へ向かう前に、現地の情報をきちんと収集し、自身の判断と家族の理解を得ること。

2.被災地での宿や飲食物は自分で事前に用意すること。野営や野宿は、住民の迷惑になるのでやってはならない。

3.「ボランティア活動保険」に加入しておくこと。居住地の社会福祉協議会でし、加入者証を持参しよう。活動中などに怪我をした場合や人に怪我をさせてしまった場合、さらには物を壊してしまった場合などを補償する保険だ。

4.自身の体調管理をしっかり行い、決して無理はしないこと。ボランティア活動には、危険や重労働を伴う。無理をして、かえってまわりのボランティアや現地の方に迷惑をかけるようなことはあってはならない。

5.被災した方々の気持ちやプライバシーの配慮を忘れないこと。写真撮影は特別な理由がない限りは控えた方が良い。

■服装・持ち物

作業内容により必要なものも異なるが、以下のものは用意をしておいた方が良い。

●長袖、長ズボン
●安全靴、長靴(踏み抜き防止インソール)
●タオル
●軍手、ゴム手袋
●マスク
●ゴーグル
●雨合羽
●飲食物

美しい海岸線と海の幸を楽しめる街・大船渡

2012年3月8日 木曜日

大船渡市は岩手県の沿岸南部に位置し、人口約は4万人。海に山にと、自然豊かで風光明媚な景観をもつ街だ。

碁石海岸

沿岸部一帯はリアス式海岸となっていて、6キロにも及ぶ海岸線をもつ碁石海岸はとても神秘的。海蝕を受けた小島、洞窟、断崖が連なり、背後にはアカマツやたくさんの草花が彩りを添えて変化に富んでいる。碁石浜は、波によって磨かれた玉砂利が一面に敷きつめられた海岸。黒い角の丸まった玉砂利はとてもかわいい。

 

海岸から13km内陸には五葉山の山頂がある。五葉山は標高1,351mの、三陸沿岸の最高峰の山で、山頂からは岩手山や早池峰山、リアス式海岸を望むことができる。

大船渡港

大船渡市は水産業が盛んで、沖合は世界の中で特に漁獲量の多い優良な漁場とされる世界三大漁場のひとつに含まれる。ワカメやカキ、ホタテ、アワビ、ウニなど、新鮮でおいしい魚介類の宝庫。大船渡魚市場には、サンマやサケ、カツオなどが水揚げされ、ここから全国に発送される。実は、大船渡産カキは、築地で最高値がつくほどのトップブランドなのだ。

さんまラーメン

全国有数のさんま水揚港として知られる大船渡港では、毎年9月下旬に「三陸大船渡さんままつり」が開催される。
旬の味が楽しめる「さんまの炭火焼きコーナー」や「さんますり身汁早食い競争」、や小学生以下を対象にした「さんま釣りゲーム」など、さんまづくしのお祭りだ。祭りの実行委員会では、「大船渡港さんま直送便」も行っている。

震災により事務所が被害を受けて再開が危ぶまれていたが、8月には「復興さんま直送便」として再開。受付期間は毎年8月下旬頃から10月下旬頃までで、10尾入り2,500円(送料込)から。大船渡の新鮮なさんまを、全国の家庭でも楽しむことができる。また、さんまを活かして、市内の店では「さんまらーめん」が味わえる。どこのお店で食べても「650円」というリーズナブルさ。スープとの絶妙な相性を是非味わってみては。震災後も一部の店を除いて営業している。