‘暮らす’ カテゴリーのアーカイブ

JR大船渡線 気仙沼~盛駅間で、BRT運行開始

2013年3月24日 日曜日

大船渡BRT

東日本大震災の影響で一部運転を見合わせていた、JR大船渡線。震災からほぼ2年経った2013年3月2日、BRT(バス高速輸送システム)として運行を開始した。ここでいうBRTとは、専用道路を走るバスのことで、渋滞や交通信号による停止がなく、時刻通りに運行をすることのできる電車のようなもの。

大船渡線での運行区間は、気仙沼~盛駅間。そのうち、大船渡~盛駅間で1.9kmの専用道を使用する。運行開始に伴い、陸前高田市内には長部駅と高田病院駅の2つの駅も新設された。
1日あたりの運行本数は、陸前高田~盛駅間で、上り(気仙沼方面行き)26本、下り(盛方面行き)25本。気仙沼~盛駅間を1時間11分で結び、鉄道時よりも13分長くなっているものの、本数ははるかに増えた。

JR大船渡駅

車両はノンステップ型ハイブリッド車を順次導入。また、「ロケーションシステム」を導入することにより、主な駅の待合室のモニターや各自の携帯端末で運行状況を確認できるなどの環境、利用面にも配慮されている。
JR大船渡駅は、待合室としてテーブルや椅子が配置され、バスを待つ人の姿も多くみられた。今年の夏には小友(陸前高田)~盛駅間も専用道路部分が延びる予定で、ますます便利に活用されそうだ。

JR大船渡線 気仙沼~盛駅間で、BRT運行開始
所在地:岩手県大船渡市盛町字東町裏16  
電話番号:0226-41-0012(気仙沼BRT営業所)
運行区間:JR大船渡線 気仙沼~盛駅間
運行開始:2013年3月2日(土)
http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_13..

大船渡港

2012年3月10日 土曜日

大船渡港

大船渡市街の目の前に広がる大船渡港は、湾口までおよそ6キロある天然の良港。岩手県内でも屈指の海運・漁業の重要拠点となっており、県内で唯一、外国への定期コンテナ船が就航している。
震災前の漁獲高は岩手県第2位。湾の周囲には東側の野々田地区に主に漁業関連の施設が、大船渡駅東側の茶屋前地区には主に鉱工業・運輸関係の施設がある。
また、盛川を挟んで西側には太平洋セメントの工場があり、全国にセメントを搬出する拠点となっている。津波では港の多くの施設が被災・流失したが、特に西側の漁港地区では復興が進んでおり、現在は魚市場も稼動している。

大船渡港
所在地:岩手県大船渡市 

リアスホール

2012年3月9日 金曜日

リアスホール

1階から3階まで吹き抜けとなった約1,100名収容の大ホールを中心に、イベントなどに使えるマルチスペース、貸会議室、図書館、ギャラリー、和室、スタジオ、練習室などを備えた市民会館。大ホールは大船渡市で最大の室内ホールで、各種コンサートやイベントの多くはここで行われる。斬新なデザインは建築家の新居千秋氏によるもの。碁石海岸の穴通磯をモチーフにしており、高いデザイン性が評価され、2009(平成21)年には「日本建築大賞」を受賞した。

リアスホール
所在地:岩手県大船渡市盛町字下舘下18-1 
電話番号:0192-26-4478
開館時間:9:00~22:00(施設により異なる)
http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1226..

大船渡市役所

2012年3月9日 金曜日

大船渡市役所

大船渡市の人口は2012(平成24)年3月末現在で約4万人。行政の中心となる大船渡市役所は、盛駅から徒歩5分ほどの高台にあり、大震災でも津波の被害を免れた。各種証明書の発行や届出などの通常業務を広く行っているほか、庁舎内には災害復興局も設置され、復興に向けた各種業務の中心となっている。庁舎前には広い無料駐車場も備えている。

大船渡市役所
所在地:岩手県大船渡市盛町字宇津野沢15 
電話番号:0192-27-3111
http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/toppage/00000..

三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室

2012年3月8日 木曜日

【2013年3月10日追記】

大船渡ふれあい待合室

2012年3月3日に取材に訪れた「ふれあい待合室」を2013年3月10日に再訪。ふらっと立ち寄った人にも「お茶っこ」をふるまってくれる。この日は、玉こんにゃくも振る舞われており、室内に良い匂いが漂っていた。 以前訪れた際には、まだ正式な復旧の目途がたっていなかったが、2013年4月3日に盛~吉浜間の運行開始が決まっている。

大船渡ふれあい待合室

運行がスタートすれば、この「ふれあい待合室」は、「盛駅」としての本来の役割に戻るわけだが、三鉄グッズの販売やお茶っこスペースの提供などは、規模を縮小して、引き続き続ける予定だという。 JR大船渡線も、先だって3月2日にBRTでの運行を再開しており、「盛駅」に駅としての顔が戻りつつあるように感じられた。

 

【2012年3月3日取材】

三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室

震災から約半年後の10月初旬、不通の状態が続く三陸鉄道南リアス線の盛駅駅舎に「ふれあい待合室」がオープンした。これは三陸鉄道(通称「三鉄」、第3セクター鉄道)とJRと2棟並んでいる盛駅の駅舎のうち、三陸鉄道側の駅舎を市民や観光客向けに開放したもの。
待合室にはテーブルが並べられ、自由にお茶やお菓子を楽しめるようになっている。仮設住宅への転居などで離れ離れとなった“ご近所さん”同士が、気軽に会える場所としても好評だという。

三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室

また、切符売り場の周りにはオリジナルのキャラクターをあしらった「三鉄グッズ」や地元の人々が作った手芸品なども販売されており、訪れる全国からの鉄道ファンやボランティア、観光客らにも人気が高い。簡単なお菓子や漬物が無料で提供されるほか、待合室内ではサンドイッチの販売もしているので、買い物途中やバスの待ち時間に軽食をとることもできる。

三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室

そもそも盛駅は南リアス線の発着駅であり、JRとの接続駅であるため、大船渡でも最も利用者の多い駅だった。その駅も津波が膝上の高さほどに押し寄せ、停車していた車両の電気系統も故障。今は沿岸部の路線の補修と、新たな車両の導入を待ちながら運休が続いている。