大槌ってどんなところ?

岩手県の南北のほぼ真ん中、太平洋に面する大槌町(おおつちちょう)。大槌湾へと注ぐ大槌川と小鎚川の河口にあり、2つの川が形成する平野の部分が町の中心となっている。

蓬莱島

町のシンボルといえるのが、NHKの人形劇『ひょっこりひょうたん島』(原作:井上ひさし)のモデルの一つとされる「蓬莱島」。新大槌八景にも選定されている。大きい丘と小さい丘から成るひょうたん型の島で、大槌湾にぽっかりと浮かんでいる。
島は津波にのまれ、小さい丘にあった灯台は根元から折れて流されてしまった。
しかし、町内ではお昼に流れる防災行政無線のチャイムも、『ひょっこりひょうたん島』のテーマソングとなっており、町のシンボルとして町民に愛され続けている。

もうひとつ有名なのが、こちらも井上ひさし作の長編小説『吉里吉里人』(きりきりじん)のモデルとなった、吉里吉里地区。東北のとある寒村が日本から独立をめざすという話で日本SF大賞を受賞、ベストセラーとなり、JR山田線「吉里吉里」駅には多くのファンが訪れた。この吉里吉里地区も津波で大きな被害を受けたが、震災数日後には早くも復興に着手し、海岸清掃作業なども進んでいる。

浪板海岸

「キリキリ」とはアイヌ語で「白い砂浜」を意味している。桟橋に囲まれた湾内にはヨットやボートが停泊するヨットハーバーがあり、海沿いには埋め立てて造られた公園は散策コースにも最適だった。現在、これらの海とのつながりを感じることができる美しい吉里吉里地域を再生しようと、計画が進められているところだ。

吉里吉里海岸の北にある浪板海岸も美しい海岸で有名だ。白い砂浜と透き通った青い海は海水浴場として人気があり、マリンスポーツのメッカでもあった。こちらでは、2011年の夏から早くもサーフィンが再開されている。ただし、駐車場についてはボランティア用となっている部分もあるので、マナーを守って楽しみたい。

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