大槌ってどんなところ?

新山高原

美しい海岸とともに、北上山地を中心とする山々の存在も忘れてはならない。
新山高原は、雄大な原野と白樺林が続く高原。初夏になるとレンゲツツジやミヤマキンポウゲなどの高山植物が花を咲かせる。毎年6月上旬には新山高原まつりが開催されていたが、残念なことに、震災以降開催はできていない。

大槌湾は、三陸海岸に面した約20kmの小さな湾。北上山地に囲まれているため、豊かな森林からの植物性プランクトンにも恵まれている。そのため、湾内には多くの定置網が設置されており、三陸ワカメや真牡蠣・ホタテ貝などの養殖が盛んに行われている。
かつては「大槌町漁協」が4箇所の定置網を持っていたが津波で流されてしまい、「大槌町漁協」も破産。しかし、震災から1年半の2012年9月、1か所の定置網が復旧し、新たに設立された「新おおつち漁協」が定置網漁を再開した。初水揚げされたのは、サバやカツオなど3トン以上。11~12月にはサケ漁が本格化する。

おらが大槌復興食堂

海産物で特に有名なのは「鮭」。安土桃山時代末期に大槌城主の大槌孫八郎が、輸送に20日以上もかかる江戸まで特産の鮭を出荷しようと、塩鮭の手法を開発した。これが「南部鼻曲がり新巻鮭」で、今でも三陸ブランド「南部鼻曲がり新巻鮭」は全国に届けられている。
また、大槌町ではワカメの冷凍技術も開発されている。ワカメを塩漬けすることこなく生のまま冷凍し、風味・食感・栄養価を保っている。

さんずろ家

その他にも、養殖ホタテ・養殖牡蠣、天然アワビ・ウニ、スルメイカ・ヤリイカ、真サバ・秋サバ・真タラ・スケソウタラ、マグロ・天然ブリ・寒ブリ、サンマ、天然ヒラメ・天然カレイなど、大槌の特産品はたくさんある。
これらを使った加工品としては、天然アワビ・いくら・わかめ・めかぶ・ほたてを贅沢に使用し、醤油タレとの見事なマッチが味わえる三陸漬「三陸まるごと 味だより」がお薦め。大槌町吉里吉里の「三陸ベニマル」という会社が作っており、2011年11月には通信販売も開始している。

大槌町は、町役場が津波の被害に遭い行政機能が麻痺したこともあり、復旧が遅れ気味であったが、漁業も再開し、復興に向けた動きが目に見える形で現れてきた。そんな今こそ、是非、大槌に足を運んでみてはいかがだろうか。

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