大槌でボランティア

震災から2年ほど経過し、ボランティアの募集が一旦終了したりと、復興への取り組みは変わってきているが、まだまだ県内外の方の力が必要な課題は山積みである。大槌でボランティアに参加する窓口、および、支援方法について簡単に紹介しよう。

大槌町社会福祉協議会ボランティアセンター

大槌町社会福祉協議会ボランティアセンター(大槌町災害ボランティアセンター)

震災後、炊き出しや泥出し・家具の運び出し・草刈り・海岸清掃など、様々な活動を行ってきた。県内外からの協力をたくさん得て町は見違えるようにきれいになり、震災から時間が経過し復興が進むとともに町民のニーズも変化してきている。このため、現在は町民が主体となり、サロン活動を中心としたボランティア活動を行っている。そこで、外部からのボランティア募集は一旦終了し、再開の際にはホームページ上でお願いすることとなっている。

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一般のボランティアの常時募集はなくなっているが、継続的な復興支援として、ボランティアと観光をひとつにしたツアーが開催されている。ボランティアをしつつも、参加者自身も町の良さを感じ、楽しむことができる。経済的に成立する取組みであるからこそ長期的な継続が可能となり、それが被災地の復興に役立ち、また、宿泊施設や食事など岩手で経済活動を行うことで経済的な復興と雇用に寄与できるのだ。

ケッパレ東北! ボランティアライナー

岩手県北観光(株)が主催するツアー。岩手県外から何かできないかとボランティアに関心を持っている人を現地に運んで宿を手配し、被災地のニーズと結び付けることが交通事業者・旅行会社としての使命と考え取り組んでいる。通常の旅行と同様に、参加するには旅行代金が必要。各種組織団体(NPO法人/大学等)や、個人の申込みも可能である。主な作業は、汚泥や家財の撤去やゴミの積み出しなどの現地で必要とされている作業。ツアーはボランティア作業のみでなく、作業終了後に、土地の味覚を食したり、ショッピングを行ったりして、岩手の素晴らしさを体験することができる内容となっている。

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ボランティア活動は、その団体により形式が大きく異なり、多くの団体では、ホームページ上で募集中のボランティア内容が公開されている。申込方法も、パソコンでのフォーム入力、FAXの送信、メールの送信、直接電話など、いろいろな方法があるので、それぞれのホームページで確認をするとよい。

また、現地までの交通手段を用意しているところや、現地での生活場所を確保しているところなどもある。団体によっては、現地入り、宿泊施設の確保、食料の確保など自分で行うところも多いので、予め確認が必要。しかし、いずれにしろ、被災地の方々の迷惑にならないよう、自分の身の回りのことには責任を持って参加しよう。

■ボランティアの心得

ボランティアに参加しようと思ったなら、最低限のマナーを心得ていき、ボランティア活動が被災地の人々や他のボランティアの負担や迷惑にならないよう心掛けたい。

1.被災地へ向かう前に、現地の情報をきちんと収集し、自身の判断と家族の理解を得ること。

2.被災地での宿や飲食物は自分で事前に用意すること。野営や野宿は、住民の迷惑になるのでやってはならない。

3.「ボランティア活動保険」に加入しておくこと。居住地の社会福祉協議会でし、加入者証を持参しよう。活動中などに怪我をした場合や人に怪我をさせてしまった場合、さらには物を壊してしまった場合などを補償する保険だ。

4.自身の体調管理をしっかり行い、決して無理はしないこと。ボランティア活動には、危険や重労働を伴う。無理をして、かえってまわりのボランティアや現地の方に迷惑をかけるようなことはあってはならない。

5.被災した方々の気持ちやプライバシーの配慮を忘れないこと。写真撮影は特別な理由がない限りは控えた方が良い。

■服装・持ち物

作業内容により必要なものも異なるが、以下のものは用意をしておいた方が良い。

●長袖、長ズボン
●安全靴、長靴(踏み抜き防止インソール)
●タオル
●軍手、ゴム手袋
●マスク
●ゴーグル
●雨合羽
●飲食物

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